缶ヶ江メグルは進撃の巨人が好き

缶ヶ江メグルは進撃の巨人が好き

壁の向こう側に行く

15巻あらすじ 王都、制圧 調査兵団の無実証明

f:id:kotoba2kai:20170729044005j:plain

第59話 外道の魂

ジャンに銃口を向けた憲兵は撃つのを一瞬ためらった。その瞬間に、荷馬車の御者(馬車を操縦する人)役だったアルミンが銃を懐から出し、憲兵を撃ち殺した。そして無事憲兵の追っ手をまいて街はずれの森に逃げた。

リヴァイは、逃げた自分達を憲兵たちが捜しに来ると踏んで、待ち伏せをする。

案の定捜索に来た憲兵がいて、身柄を拘束する。彼らを利用して中央憲兵の本部をつきとめたが、そこにエレンとヒストリアはいなかった。そこでボスらしき者を引きずり出し、2人の居場所を吐かせようとするが、吐かない。本当に知らないらしい。どうしたものか…

 

 

 

 

 

 

第60話 信頼

一方ウォール・ローゼ南、トロスト区。フレーゲル・リーブスが中央憲兵に見つかり、廃墟のような住宅の袋小路に追いつめられていた。憲兵フレーゲルに銃を向けて撃とうとした時、

「死ぬ前に教えてくれ。なぜ親父は中央憲兵に殺された?」とフレーゲルは請う。

 

すると憲兵はペラペラと真実を喋りだす。ディモ・リーブスは中央憲兵が殺したこと、それはリーブス商会が中央憲兵の人さらいの依頼を裏切って調査兵団側についたからだってこと、そもそもこの街に固執せずにどこかへトンズラこけばまだ命はあっただろうに…など。

そう言う憲兵フレーゲルは軽蔑する一言を放つ。憲兵の癇に障り、銃を構えまさに撃とうとした時…!頭上から調査兵団のハンジとモブリットが奇襲をかけ、3人の憲兵はのされる。

 

ハンジ「やったぞ!!聞いたかみんな!?」

すると建物の中からぞろぞろと人が出てくる。トロスト区の住民たちだ。彼らは一部始終を聞いており、調査兵団のディモ・リーブス殺しの疑いは晴れた。

と言っても、疑いが晴れたのはトロスト区の中でのみ。ハンジは現場にこっそり連れてきていたストヘス区(ウォール・シーナ東)のベルク新聞社の人に、この事件の真相を記事にしてくれないかと頼む。王政に逆らうような記事を書くと家族ごと殺されてしまう、と渋られるが記事を書いたあとトロスト区に関係者や身内の者をリーブス商会がかくまう条件付きで引き受けてもらえた。

 

 

 

 

 

 

 

第61話 回答 

王都では、城の中で全兵団の幹部が集められて調査兵団の解体を進めていた。

王の間。エルヴィン団長は中央憲兵の尋問(拷問)を受けるが、それでもなおディモ・リーブスら殺害は無関係で、調査兵団は王政に敵対しておらず、この兵団の解体は人類にとって損害であると主張する。

しかし王政側の役人の一人のキモいおっさんは、1日前ストヘス区でリヴァイ班が憲兵を複数殺害したことを挙げ、王政への明らかな敵対感情だと主張する。対話による平和的解決を拒むような組織はこの壁の中には必要ない、と別のキモいおっさんが言う。そしてエルヴィン団長は処刑台に連れて行かれることになる。

 

…その時、王の間の扉がバンッ!!と勢いよく開けられた。

 「ウォール・ローゼが突破されました!!」

突如出現した超大型巨人と鎧の巨人によってカラネス区の扉が2つとも破壊された。現在東区より避難する住人が押し寄せてきている。

駐屯兵団ピクシス司令は迅速に指示を出す。住民の避難を最優先とし、避難経路を確保せよ。

 

 「ダメだ!!」

1人のキモいおっさんが叫ぶ。ウォール・シーナの扉を全て閉鎖せよ!!避難民を入れるな!!…ザワつく王の間。人類の半数を見殺しにするのか?そこへ武装兵を引き連れたザックレー総統がやってくる。

「先ほどの報告は誤報です」

 

エルヴィンがピクシスとザックレーに頼んだカマかけだった。人類の半数よりも自分たちの資産が大事だと考えている者がトップで、黙っているわけにはいかない。駐屯兵団は中央憲兵を制圧し、ザックレー総統が王都と行政区を制圧した。

 

 

 

 

 

 

 

 

第62話 罪

その時ちょうど王都ではベルク社の号外が人々を賑わせていた。ディモ・リーブスら殺害事件についてのフレーゲル・リーブスの証言、現在の全ての情報機関は王政の圧力に従っていること、フリッツ王は偽の王で本当の王は地方の貴族だという中央憲兵の証言。ほどなくして王都で現体制の崩壊が宣言された。

 

 

 

その頃ハンジ班が中央憲兵の本部近くにいるリヴァイ班と合流する。ハンジから調査兵団の冤罪が晴れたことを伝えられ、リヴァイ班は歓喜する(リヴァイは一人落ち着いている)。

ハンジは「エレンが食われる」と言って、早く救出に行かねばと焦っている。ライナーやベルトルト、ユミルの会話・行動から推察するに、『巨人になれる人間を 巨人が食べると 能力が継承されて人間にも戻れる』と。つまり敵はエレンではなく、エレンの持つ巨人の能力を欲しがっていると。

 

そしてエレンとヒストリアの居場所だが、エルヴィンから託されたレイス卿領地の調査報告書に手がかりがあった。

「5年前ウォール・マリアが破壊された日の夜、村に一つだけある石造りの礼拝堂でレイス家が一家全員で祈りを捧げていた。そこに盗賊がやってきて、ロッド・レイス以外一族全員を惨殺し、礼拝堂も全壊。盗賊を目撃したのはロッド・レイスただ一人、礼拝堂はロッド・レイスが自らの資産ですぐ建て直した」と。

巨人が関与してそうで、怪しいニオイがぷんぷんする。ハンジ、リヴァイ一行はレイス卿領地の礼拝堂を目指す。